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危険な香りに誘われて
第5章 虎の真紀
ボディソープを手にたっぷりつけると、嫌がる真紀の身体をくまなく洗った。
足の指を洗っていると、真紀は、ケラケラ笑って「くすぐったい」と体を捩らせた。

「大人しくしろ。良い子にしなかったら、ここで犯すからな」

真紀は、体についた泡を手に取ると賢也の髪や顔にペタリとくっつけた。

「偉そうにしてたら、口に泡のついた指突っ込むからな」

賢也の口調を真似て言う真紀を軽く睨みつけた。

「突っ込むなら、真紀の舌にしてくれ」

唇を重ねた。

「んふっ」

舌を絡めながら、賢也は、真紀のお腹から秘部へと手を滑らせる。
足を広げさせ、泡のついた手を滑りこませた。真紀が、阻止しようと賢也の手首を掴む。

「やだっ」

「じっとしろ。洗ってやってんだ」

「やっ、まって。そこ、いやーっ」

尻の穴に指を突っ込んだ。

「洗ってんだよ」

第一関節まで食い込ませ、ぐりぐりと動かす。

「んんっ。痛い」

「力抜け」

洗ってるのか、それとも愛撫なのかわからない指使い。真紀の息が荒くなっていく。

「んん、賢也」

甘えた口調でキスを求める仕草を見せる。
その誘いに乗るように賢也は、真紀にキスをした。

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