この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第5章 虎の真紀
湯船に浸かる頃には、真紀はぐったりしていた。
賢也の足の間にお尻を置いて後ろから抱き締められて、大人しくしている。

「合縁奇縁、調べたよ」

思い出したように真紀が突然言う。賢也は、白いうなじに唇を押しつけた。

「噛んじゃだめだからね」

「舐めるだけだ」

うなじや耳たぶをペロペロと舐められて、真紀は、首をすくめた。

「意味は、分かったけど。賢也の言っている意味は、分かんなかった」

「そうか」

賢也は、目を閉じた。
別に、言わなくてもいいことだ。
真紀が、気付かないなら、それでもいい。

それよりも大切なことがある。

「真紀」

「うん」

「お前は、俺の一番なんだ」

「一番」

「そう。一番大切な女。一番守りたい女。一番側にいて欲しい女。お前のためなら何でもする。だから、俺とちゃんと付き合う、俺のものになるって言ってくれないか」

真紀は、黙ったまま。賢也は、不安になった。もし嫌だと言われたら、最終手段は、強引にセックスして孕ませるか。それとも監禁か。汚い手を使ってでも、真紀を手に入れたい。



/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ