この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な香りに誘われて
第5章 虎の真紀
賢也は、真っ白いバスタオルで真紀を包み込んだ。
頭から被せたタオルの合間から、あどけない表情を浮かべている真紀を見て、賢也の胸が疼いた。化粧をしていない真紀は、年齢よりもずっと幼く見える。

くそっ。なんで、こんなに可愛いんだ。
賢也は、たまらず鼻先にキスを落とした。

「のぼせてないか」

「うん」

「水か、ビールどっちがいい」

「お水かな」

身体を屈め、下半身を拭いていると、タオルに薄いピンクの染みがついているのが目に止まった。

「あっ」

頭の上で真紀の声がする。
内腿にツーと伝わる赤い滴。

「嘘っ。始まっちゃった」

予定では、三日先なのに。真紀は、足を閉じた。

「ごめん、賢也」

大した量じゃない。やろうと思えばやれる。気にせずやるか。
真紀は、きっと嫌がるだろうな。賢也は、諦める方を選択した。
別のバスタオルをつかみ、真紀の身体に巻きつける。胸元にタオルの端をキュッと突っ込んだ。

「しょうがねぇよ」

片腕で抱きあげると真紀の部屋へ連れて行った。

「寝間着きたら、部屋に来いよ」

「でも、出来ないよ」

「分かってる。だからって、別々に寝る必要ねぇだろ。水取ってくる」


/505ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ