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果てのない海に呑まれて
第2章 追い討ち



彼女の耳飾りを取り、机の引き出しにしまう



「待って、それは一族の……」

「だから外せと言ったんだ。見る者が見ればすぐに分かってしまう」



“……?”



ギスタールの人間であると分かるのに何か問題があるのだろうか



「そんなことより私の相手をしろ」

「なん……っ」

「リリア……」



耳元で囁かれた甘い声にリリアの胸の鼓動が早くなった

自身のその反応に驚いた瞬間、続いて唇を塞がれる



「む……ッ」



レオンの舌が挿し込まれ、口内を蹂躙する



「……ハァッ」



これが、リリアの初めての接吻だった



「私がギスタールの者と知って尚、凌辱するのね……!」



リリアは自由になった唇で精一杯の声を絞り出しレオンを睨み付ける



「ギスタール家は滅んだ……もうお前はただの娘だ」

「滅ん……だ?」



茫然とするリリア



「生き残ったのはお前だけだ」



目の前が真っ暗になった



“皆…死んでしまった……?”


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