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果てのない海に呑まれて
第2章 追い討ち



リリアの果てが近い

そう感じたレオンは自分は果てないよう意識を強めながら彼女の耳を食んだ



「ンッ…」



こんな些細な責めにも身体は大きく反応する

自身を呑み込もうとするリリアのソコに堪えながらレオンはトドメを刺すように細かく腰を律動させた



「ああっ、もうダメッ……何か……」



初めての感覚に怯えるリリア

だが彼女を責め立てる快感はその程度では止められなかった



「ああぁっ!」



少女の身体が大きく震える



リリアを襲う絶頂の波が退かないうちに、レオンは収縮を繰り返す花園に自身のものを突き立てた



「あ……っ」



快感が一瞬の鋭い痛みに貫かれる



こんな形で喪われた純潔にリリアの中に絶望が広がった



覚悟はしているつもりだった

だがずっと拒絶の言葉を吐き続ければ諦めてくれると、心のどこかで思っていたのかもしれない



「ぅ…あ……」



リリアの瞳からポロポロと大粒の涙が零れる

絶頂の時に入れられたからか、レオンが動かないからか、もうそれほどの痛みはない

これは身体の痛みによる涙じゃない−−−



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