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果てのない海に呑まれて
第3章 レオンという男
「?……ンッ」
リリアの唇が塞がれる
男の舌が口内に侵入しナカをまさぐった
「んん……」
それが彼女の舌を捕らえ、絡んでくる
リリアの口にねっとりとした甘い唾液が溢れた
思わずそれを溢さないよう飲み下す
すると今度は絡んだ舌を強く吸われ、痺れるような刺激が脳髄を駆け巡った
「ッハア……」
一旦離れた二人の唇が糸で繋がる
レオンはすぐにまた口付けを開始し、リリアは段々に息をするのもままならなくなっていた
そのままどれだけの時が流れたのか
ふとレオンの指先が彼女の秘部に触れクチュリと音を立てる
それに気が付いたリリアは自身の反応に目を見開いた
「まだキスだけだ……だというのにお前は……」
そんな言葉を並べる彼の瞳は明らかにそうなるのを分かってやっていたことを物語っている
「欲しいのか?」
「あっ……」
一番敏感な蕾を引っ掻くようにしながら彼はリリアにそう問うた
「……っ」
一瞬でも気を緩めれば頷いてしまいそうだ
リリアはそれほどの快感に堪えながら首を横に振った
「…お前との勝負は長引きそうだな……」
そうしてリリアはまたこの男の腕の中で苦しい責めを受け続けたのだった−−−