この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
果てのない海に呑まれて
第19章 芸術の都
「や…っ……」
僅かな痛みと共にリリアの白い肌に紅い華が咲いた
同時に仰け反った背中に手を入れられ、スッとなぞられるだけで身体がピクピクと跳ねる
リリアは下腹部にもどかしさが広がり溢れてくるのを感じて恥ずかしさに涙目になった
それでもやはり彼に触れて欲しくてーーーもっと愛して欲しくてーーー
そっとその首に腕を回す
「ンッ…ふ……」
そんな彼女に我慢が利かなくなったのか、リリアが自ら引き寄せたのかーーー
二人の舌が深く絡み合う
まだレオンの指が届いていない胸の頂きがドレスの中で硬く勃ち上がっていた
主張を激しくするその粒はドレスに擦れてリリアにジンジンと痺れるような快感を送り込む
「ハァ…ッ」
自分を見るレオンの興奮したような瞳が彼女の身体に更なる疼きを与えていた
「あっ…ダメ……っ!」