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第20章 違われた約束

｢失礼致しました、どうぞ此方へ……｣



また飛んで帰ってきた使用人はペコペコと頭を下げながらレオンを目的の場所まで案内し始めた

相変わらず二人の男を捕らえたままでミゲルたちがその後に続く







無駄に豪華な廊下を進んでゆくと、行き止まったところにこれまた豪華すぎる扉が現れた



「な、中でお待ちです……」



使用人はそう言うと怯えるように体を丸めその場から立ち去る

おかげで扉はレオン自らが開ける羽目になった