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第21章 寄せては返す–––

「あ、あ……すごい波だな」



彼女のナカにレオンは恍惚とした表情を浮かべ、甘美な溜め息を零した



「んっ…あ……」



ゆっくりと腰を動かすと、その度に絡み付いてくる

全てで彼を感じようとレオンを強く包み込む



「…っはは……そんなに締めなくても…私は何処にも行かないぞ……っ」

「あ…違っ……ああっ！」



レオンの動きが長い律動から円を描くように回り出す

奥まで入れられたまま全体を抉るような動きにリリアは声を抑えることが出来なかった



「胸が…寂しいと私を誘っているな……」

「ﾝｱｯ……それ…いやあっ」



激しく主張する頂きを責められ、そうすることで前屈みになったレオンの陰幹の根本がリリアの花芯を押し潰す

ぐりぐりと押し付けるような責めにナカが小刻みに蠢き始めた



「もうイくのか……」

「んっ、イっちゃ……ごめん、なさ…！」

「いい。好きなだけ逝け……！」



レオンは乳首を強く吸い上げ、彼女を送り出した



リリアは小さな叫び声と共に、身体を仰け反らせた