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果てのない海に呑まれて
第21章 寄せては返す–––
「…ハ、ア……ッ」
「リリア、分かっているだろうな」
「え?」
一気に力の抜けたリリアにレオンは意地悪な笑みで問い掛けた
その額に汗が浮かんでいるのは、彼女の無意識の責めに果てないようにしている為。
「まだ解放してやる気はないぞ……っ!」
「ああっ!」
リリアの体が反転し、果てたばかりのナカが抉られる
繋がった場処が淫靡な水音を立て、ベッドの上に雫がトロリと滴り落ちた
「後ろから突かれるのも良いだろう…っ」
レオンは我慢が効かないというくらいに激しく腰を振り始めた
「やっ、レオン…これ……っ」
リリアが身を捩り、必死に何かを伝えようとする
「ハアッ…なんだ……っ」
レオンは瞳を閉じて彼女の背中に口付けながら答えた
「顔…見えな……っ……いや…っ…!」
「……」
「あっあっあっ……またイっちゃ…!」