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果てのない海に呑まれて
第21章 寄せては返す–––



ピタッ





再び彼女を大波が襲うという瞬間、レオンは全ての動きを止めた

二人の口から熱い息が零れる



「全くお前というやつは……」

「……?」

「どこまで私を煽れば気が済むのか……!」



レオンは一旦リリアのナカから自身を抜くと、ベッドの上に座り直した



「レオン……?」

「お前がしたいようにしてみせろ」

「そんな……っ」



深窓の令嬢には難しい要求だったか

−−−尤も、以前の彼女ならその意味すらも理解できなかったかもしれないが。



「…どうした……」

「だって、恥ずかしい……」

「私と繋がりたいのだろう?」



レオンはリリアに手を伸ばすと、おずおずとそれに応えた彼女の体を引き寄せる

そして彼女が入れ易いように秘部を猛る象徴にあてがった



「こんなのもっと……!」

「こうして互いを見つめ合い、感じながら……」



わざと入り口を擦るように腰を揺らす



「や…ぁ……っ」


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