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果てのない海に呑まれて
第27章 愛故に。
「何をしている。早く脱げ」
「……!
は、はい……」
冷たく見下ろす瞳
有無を言わさぬ口調
リリアは従うしかなかった
「……」
「いちいち何をしろと言われなければ分からないのか?」
「あのでも…奉仕って……」
「ハァ…いつも私がお前にしてやってるようにしてみせろ」
呆れたのか、ため息と共に椅子に腰掛けるレオン。
「……っ」
いつものようにーーー
「…チュ」
「……!」
“…そうか……”
そこから始めるのか
リリアは何も間違ってはいない
侵入ってきた舌を、レオンは抗うことなく受け入れる
「……っ」
リリアの細い指先がレオンの首筋を通る
不覚にも身体を震わせたのを彼女は見逃さなかった
「…クッ……」
チュ...チュ...
「随分とイヤラしいじゃないか……いつの間に覚えた?」
乳首を舐めるリリアの顔は妖艶で。
「滾ってきたぞ……さぁ、次はどうする?」