この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
果てのない海に呑まれて
第5章 負けられない闘い
「……て」
「ん?」
「もっと…して……!」
初めて聞く彼女からの願いにレオンは勝ち誇ったような笑みを浮かべた
同時にもっと苛めたい気持ちになってくる
「もっと……こうか?」
「ああっ!」
蜜壺のナカを激しく掻き回す
リリアの身体が小刻みに震えてきたところで指を引き抜いた
「や! 違う…の……」
「何が違う? はっきり言わないと分からんな」
「え……わ、分からない……もっと大きいの……」
果てを必死で伝えようと体を捻り潤んだ眼差しで懇願してくる
レオンはその仕草に興奮とは全く別の感情を覚えた
"可愛い"とーーー
「ああ」
そんな自分に驚きつつもレオンはポーカーフェイスで今分かったというように眉を吊り上げる
「イきたいのか」
「イ…く?」
知らない言葉に首を傾げリリアは聞き返した
「今に分かる……さぁ、言ってみろ」
「アッ…んっ」
果てない程度の静かな愛撫を受けながらリリアは今聞いた言葉を頭の中で繰り返す
"イく……イきたい……"
そしてそれを音にするためゆっくりと唇を湿らせた