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果てのない海に呑まれて
第43章 温もり



“なん…でっ……”



何故ラオフェンは止まらない

素知らぬ顔で少し離れてしまった前の馬について行く

そしてそこにはミゲルが–––



心なしか彼の馬の歩調が早いような–––





「……誰を見てる」

「ウ…ンッ!!」



急に侵入〈ハイ〉って来られて声が高くなる

どうにか抑えたリリアだが、それに反応したようにラオフェンの耳がピクリと動いたのが目に入った



“馬…なのに……”



耳が一気に赤くなる



“このままじゃ……”



「安心しろ。この距離ではミゲルには聞こえない」

「……っ!」

「それとも、聞かせた方がいいか?」



グジュグジュと、わざとらしく中の指が左右に動く

そのうち数度、リリアの身体が小さく跳ねた



「ここか」



レオンがクッと指を曲げた、その時–––









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