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果てのない海に呑まれて
第49章 番外編 光と影



「ああ、分かってる……」



分かってる–––







そもそも入れ込んだところで、あいつとっては何の意味もないからね–––















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「ねぇあんた、ちょっとあたしと付き合いなよ」



ヘレーネがその男に声を掛けたのは、レオンが彼女の店に通い始めてから三度目くらいの頃だった

ミゲルがここを訪れるのは初めてで、半裸の女達を前にして赤面さえしないものの対応に戸惑っているのは確かだった

主人は連れてきた割に他の女に気を取られている



「は……?」



驚いたのは声を掛けられたことなのか、自分のこの見た目の為か

シエラにはいない人種だ、ジプシーである自分は。

真っ直ぐな黒髪は–––黒髪というだけでも珍しい地域だが–––目を引くだろう

だが他と異なるという意味ではミゲルも同じだった


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