この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
果てのない海に呑まれて
第49章 番外編 光と影



「不確かな約束はしない主義だ」

「野暮な男だね」



それがあんたなりの優しさなのかも知れないけど、さ。







実際、ミゲルが彼女の元を訪れるのは年に一、二度のことだった

だからあれは何度目だったか–––少なくとも二度目か、三度目だろう



ヘレーネはいつものように、ベッドに横たわる男の前で自身の踊りを披露していた



「ああ、ヘレーネ……それをされると“突っ込み”たくなる」

「フフッ……あたしがこれをやると皆んながそう言うんだよ」



あいつ以外–––







「ヘレーネ、お客」

「はーい」



そのお客に文字通り突っ込まれた後、湯浴みをして身支度を整えた彼女に声が掛かった



“ハァ……忙しない”



心の中でため息をつきながら、笑顔で控え室を出て行く



「久しぶりだな。元気だったか?」



そんな粋な言葉を口にするのはもちろん–––彼のご主人の方。


/810ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ