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ユウガオ
第4章 寝坊したサンタクロース





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年末も年末


私からの会いたいに彼は予定をあけてくれた

「今年最後に行きたいとのあるんだけどいい?」

久々の私服で会う彼にときめきを感じた





夕日が落ちるのがとても綺麗に見える所



「来年も一緒に来たいな」
彼は私にキスをする


「じゃあ次来るときは私は看護師だよ」



彼はそれは興奮するなって私の横から抱きしめた




「たあくんと初めて会った時から
半年たったんだよ…はやくない?」


腰に手を回し隣り合う彼は
遠い目をして

「んーでもまだ半年かって感じだな」

と言った




「年取るにつれて時間たつのはやいもんね…」
ぺろっと舌を出す私に


「俺が年寄りって?うっさいわ!」
突っ込む彼

あぁ、こんなふうにいつも一緒に
笑ってたいや…




「まりはさ、どう思ってる?」

きっとここは彼に対する気持ちを聞いてるんだと思う


「なにが?」

だけど私ははぐらかす
答えられないから



「俺のことすき?」

「うん」

とだけ答えた


でもずるい…
私は逃げるところなんてないし
答えたところで何にもならない


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