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ユウガオ
第5章 私の気持ち
「まりはもう俺じゃなくなった?」
不安そうな顔をして彼はご飯を食べる
「そんなわけないよ!」
ついつい大声を出してしまう私
「だってさ…まりは…
やっぱなんでもない…らしくねえもん」
「なになに?」
「ひくかもよ?」
今となっては弱々しい彼もらしくないとは
思わない
「聞いて見なきゃ分かんないじゃん」
「俺…まりの口から好きって言葉
聞いたことない…から…不安」
ぎゅっと胸を締め付けられた
「すきだよ…大好き
今なら誰にも負けないくらい
たあくんのこと考えてるし大好きでいる
自信あるよ」