この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【寵姫】籠の中の牝獣たち
第1章 序章 【蠢く悪意】

だが、快感を求めて動いていたのは秘裂だけではなかった。本来、外からの侵入者が触れて良い場所ではない子宮もだった。度重なる刺激と、幾度も襲いかかった快楽を突然取り上げられて、我慢などできるはずがなかった。
「お願い……」
思わず口から出た懇願に、女の首はがっくりと落ちて、両手で顔を覆った。
だが、その間も東藤の浅瀬を掘り返すような動きは続いた。両手で顔を覆った、その指の間から声が漏れた。
それが罪悪感に咽ぶ嗚咽なのか、悦びが体を駆け抜ける悲鳴なのか、東藤には興味がなかった。ただ、女の顔に手をやり、正面にへと向けた。
「あっ、ああっ、くぅう」
持ち上げられていた体が、東藤の上に落ちてくる。自然、怒張が子宮口にグリグリと食い込んだ。歯を食い縛って、女は体をのけぞらせる。
「見たまえ」
二人の正面には一台の機械がかすかな駆動音を鳴らしていた。こちらに撮影中を示す赤い光が灯り、二人のまぐわいを、余すことなくその内に収めている。
「せっかくだ。これを見続けてくれている最愛の夫へ何か言ってくれ」
「ああ、あなた……ごめんなさいぃ、いやっ!ああっ……」
意味のある言葉は続かなかった。東藤が悠然と腰を使い始め、快楽を知らせる絶叫が始まった。
「お願い……」
思わず口から出た懇願に、女の首はがっくりと落ちて、両手で顔を覆った。
だが、その間も東藤の浅瀬を掘り返すような動きは続いた。両手で顔を覆った、その指の間から声が漏れた。
それが罪悪感に咽ぶ嗚咽なのか、悦びが体を駆け抜ける悲鳴なのか、東藤には興味がなかった。ただ、女の顔に手をやり、正面にへと向けた。
「あっ、ああっ、くぅう」
持ち上げられていた体が、東藤の上に落ちてくる。自然、怒張が子宮口にグリグリと食い込んだ。歯を食い縛って、女は体をのけぞらせる。
「見たまえ」
二人の正面には一台の機械がかすかな駆動音を鳴らしていた。こちらに撮影中を示す赤い光が灯り、二人のまぐわいを、余すことなくその内に収めている。
「せっかくだ。これを見続けてくれている最愛の夫へ何か言ってくれ」
「ああ、あなた……ごめんなさいぃ、いやっ!ああっ……」
意味のある言葉は続かなかった。東藤が悠然と腰を使い始め、快楽を知らせる絶叫が始まった。

