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第7章 引っ越し・寄り道（１）

お昼時という事もあって、高校付近に軒を連ねた屋台は女子高校生や小中学生、父兄と思われる中高年で賑わっています



校門から行内に入ると、パンフレットを手渡されました

付近は大声で客寄せする生徒達やオリジナルグッズを販売する生徒達、体育館で行われているコピーバンドのライブの呼び込みなどで賑わっており、まるで夏に鳴く油蝉が発する大合唱のようでした


私は比較的静かな人気のない場所を見つけ、そこでパンフレットを確認します…


男子高校ということもあってか、クラスの出し物の約半数以上がフィーリングカップルやお化け屋敷という状態です


一通り目を通した私は、パンチラ程度の露出を楽しもうと思い、１年２組のヨーヨー釣りを見に行くことにしました


建て直したばかりの綺麗な校舎で、校内は土足でＯＫという大学のキャンパスのような学校でした


１階が３年生で２年生が２階、１年生は３階に教室があるため、私は階段へ向かう人に続きます。


校内の階段は（普段、女子生徒がいないからなのでしょう）手すりが金属のフレームとワイヤーでできていて目隠しになるような壁がありません


そして男子高校生や男子中学生、中年男性などの１０人程が階段下で上がっていく人達を見上げています…


ミニスカートの女子高校生や若い女性のスカートの中を覗いているのは一目瞭然で、大半の女子高生や女性達はスカートの裾を手で抑えたり、手す
り側ではなく壁側を上がっていきました。