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横浜発 7:54
第3章 根
ピッっと鳴って始まったフットサルはルールなんてさっぱり分からなくて
とにかく、矢野さんのチームがゴールをすればいいんだろうな、
って事しか分からない。
相手は結構なオジサマチームで、体力の差は歴然だった。
それでも、走り続ける矢野さんは汗だくで
タイムがかかっている間に、立ち止まって
ユニフォームの胸元を引っ張り上げて顔の汗をぬぐった。
「うゎっ」
小さく発したその言葉は
ユニフォームを引っ張り上げた矢野さんのお腹が見えたから。
この距離でも引き締まっているのが分かる。
オ、オトコの色気を腹筋で感じてしまった。
試合は圧勝で終わった。
メンバー同士で肩を組んで喜びながらベンチの方へ帰ってくると
真っ先に矢野さんは私の所へ来て
「俺、カッコ良かった?」
と、笑いながら聞く。
そのまま自分のバッグをあさってタオルを出そうとしてるので
「矢野さん、よかったらどうぞ」
そう言って渡したタオルを一瞬見つめて。
「ありがと」
そう言いながら受け取る。
そんな試合を3試合ほどして
試合の合間に汗だくのユニフォームを目の前で着替える矢野さんのお腹に
やっぱりドキドキして。
好きという感情よりも
何よりカッコいい・・・そう思った。
とにかく、矢野さんのチームがゴールをすればいいんだろうな、
って事しか分からない。
相手は結構なオジサマチームで、体力の差は歴然だった。
それでも、走り続ける矢野さんは汗だくで
タイムがかかっている間に、立ち止まって
ユニフォームの胸元を引っ張り上げて顔の汗をぬぐった。
「うゎっ」
小さく発したその言葉は
ユニフォームを引っ張り上げた矢野さんのお腹が見えたから。
この距離でも引き締まっているのが分かる。
オ、オトコの色気を腹筋で感じてしまった。
試合は圧勝で終わった。
メンバー同士で肩を組んで喜びながらベンチの方へ帰ってくると
真っ先に矢野さんは私の所へ来て
「俺、カッコ良かった?」
と、笑いながら聞く。
そのまま自分のバッグをあさってタオルを出そうとしてるので
「矢野さん、よかったらどうぞ」
そう言って渡したタオルを一瞬見つめて。
「ありがと」
そう言いながら受け取る。
そんな試合を3試合ほどして
試合の合間に汗だくのユニフォームを目の前で着替える矢野さんのお腹に
やっぱりドキドキして。
好きという感情よりも
何よりカッコいい・・・そう思った。