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仕置きの館
第4章 願い、そして……
(____きっと、
雇われたパートさんか何かがいるんだ)


細かな彩りにそう思った。



『皆!
食事の手を止めろ。
___新入り5名だ。
新しい仲間だ、罪を犯した者同士頑張りたまえ』


東条の野太い声に箸を止める。



見ると、
隅の辺りで青い作業着の女性5人が並んでいた。




(あの人たちも……………
理不尽な理由で収監されたんだ)



遠くてよく見えないけれど、
フラフラして心神喪失状態なのが分かった。




(更生プログラムって…………
奴隷になるのが更生なの?)


なつみは食べながら思う。



____皆手早く食べ終わる。

またトレーと食器を重ねてゆく。






机を片す。

なつみはつい手を滑らせた。
『あっ!!』
ドン!床に机が落ち、大きな音が響く。



____まずい…………


サァーッと血の気が引いてゆく。


『鮎川なつみ!
また貴様かっ!』
佐久真が一歩出て怒鳴った。



『ももも申し訳ありませ…………』
なつみは恐怖に萎縮する。




『こい!!特別プログラムを増やすっ!』
佐久真はなつみの腕を掴み、
無理やり引っ張ってゆく。




『痛っ……………』
細い体はヒラヒラ浮くかのように、
屈強な男に引っ張られた。




『上がれ!
____お前はまだ分からないようだな』
佐久真は階段を早く上がれと急かす。




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