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仕置きの館
第4章 願い、そして……
なつみの脚は覚束ず、
モタモタしてしまう。



引きずられながら2階に着いた。



白い扉がある。


佐久真は左手首を翳し、
扉がヴィィィンと開く。



ポイッと投げられてしまう。



床に腰を打ち付けた。
『痛いっ…………』



小さな部屋だ。



6畳くらい…………?狭い。
白い壁と床以外、何もない。




佐久真は室内に入ると、
再び左手首を翳し施錠した。



『泣き叫んでも誰にも聞こえない。
何度も机を落とすとは…………
私に恥をかかせたいのかっ?!!』

佐久真は怒鳴りつけると、
白装束を素早く脱いだ。


蹲り痛みで動けないなつみ。



『____イヤ!!』
全裸になった佐久真がのしかかる。


体でなつみを抑え込み、
作業着を引き裂く。


ビリッと破れた。

『いやあああ!
何するのぉっ!!』

なつみは身を捩り抵抗する。





『うるさいっ!!』
バシン!

頬を叩かれた。


『東条所長がいる場所で、
何度も机を落とすとは!!!
私の出世を潰す気かぁっ!』



_____出世………………?


出世って言った?






なつみは佐久真の肩を押し返す。


が、
岩のように動かない。


ズボンも引きずりおろされてしまう。


スポーツブラ・ショーツも破られた。



『イヤ!!離してぇっ!!』
力の限りに叫ぶ。


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