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仕置きの館
第4章 願い、そして……
朝食を終えると、
佐久真が『今日は再び個人的指導だ。
3名共に各自更生プログラムに励むように』
言い放つ。
スッと看守が近寄る。
三井が咲子に。
柳瀬があゆみに。
佐久真は___当然の如くなつみに付いた。
それぞれが別報告に歩き去る。
『来い。
さっさと歩け』
冷たい声。
なつみは佐久真の後をついて歩く。
らせん階段を上がり、
また違う階段を上がった。
白い扉がある。
左手首を翳す佐久真。
ヴィィィン…………
扉が開く。
『…………………………え?
何、これ』
狭い部屋だった。
8畳くらい?
昨日の部屋よりは広い気がする。
が。
壁にハンガーラックがある。
端にベッド。
対極の隅っこに裸の様式便座。
ハンガーラックには、
洋服が沢山掛かっていた。
便座____プラス窓がないこと___を除けば普通の部屋みたいだ。
ベッドも白いシーツじゃなく、
小花柄で淡いピンク色だ。
枕も同じ柄。
『え?な、何………………?』
突然現れた〔普通の部屋〕に、
なつみはキョドる。
佐久真が『今日は再び個人的指導だ。
3名共に各自更生プログラムに励むように』
言い放つ。
スッと看守が近寄る。
三井が咲子に。
柳瀬があゆみに。
佐久真は___当然の如くなつみに付いた。
それぞれが別報告に歩き去る。
『来い。
さっさと歩け』
冷たい声。
なつみは佐久真の後をついて歩く。
らせん階段を上がり、
また違う階段を上がった。
白い扉がある。
左手首を翳す佐久真。
ヴィィィン…………
扉が開く。
『…………………………え?
何、これ』
狭い部屋だった。
8畳くらい?
昨日の部屋よりは広い気がする。
が。
壁にハンガーラックがある。
端にベッド。
対極の隅っこに裸の様式便座。
ハンガーラックには、
洋服が沢山掛かっていた。
便座____プラス窓がないこと___を除けば普通の部屋みたいだ。
ベッドも白いシーツじゃなく、
小花柄で淡いピンク色だ。
枕も同じ柄。
『え?な、何………………?』
突然現れた〔普通の部屋〕に、
なつみはキョドる。