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仕置きの館
第4章 願い、そして……
あれほど恐怖におののいた相手に、

なつみは我を忘れた。





『ああん!
はうん!!きゃん、あんっ!あんっ!』

下腹に突き刺さる根。


『あっ、あっ、ああっ!』
_____くる!


小さなさざ波が押し寄せる。


押し寄せては引く。


しかし更に押し寄せる時には大きな波になっている。



『あっあっあっあっあ……………
………………んくぅーーーーー』

目の前で光がパチパチ弾けた。


一瞬、
意識が遠のく。



フラッ……………………

なつみは佐久真に頽れた。






______________________
『…………………はっ、あっ?!
わたし…………?!』

ハッと目を覚ますと、
素っ裸の佐久真に抱え込まれたままだ。

根は這入ったままだった。




『______相当な快楽を味わったようだな』

佐久真の声はやはり穏やかだ。


『〔なつみ〕……………
セーラー服もよく似合うよ……………』



『え、あ………………はは…………』
なつみは我を忘れた自分・
失神するほど快楽に溺れた自分に照れる。


何と返していいか分からず、
俯いた。



『けど、これも似合うだろう?』

佐久真は、
傍らに置いてあったボウタイを掴むと、
なつみの裸の首に巻きつける。



_____え。


ぼんやりしていると、
佐久真はボウタイを鎖骨で交差させた。
ギュウッと絞める。

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