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仕置きの館
第4章 願い、そして……
『……………………!!
いやぁっ…………………!』


しまった!


溺れて、
油断しちゃった_____!!



佐久真はボウタイでなつみの首を絞めた。

じわじわと力が強くなってゆく。



そして、
あろうことか這入っている根を振り始めた。



『ぐあっ……………………』
なつみはボウタイを掴み、
引っ張る。



しかし、
コロンと仰向けに倒されてしまう。
佐久真の力は強い。


根が蜜壺に出し入れされる快感。
首を絞められる苦痛。



メリメリとめり込むボウタイ。



『………………かはっ…………………』

ころされる!


佐久真の目は澄んでいる。

しかし、何も映ってないかのようだ。




脚をバタつかせた。


が、
佐久真の筋肉がついた太ももに抑え込まれる。



『……………教え…………てっ……………』
なつみは声を絞り出した。



『____何をだ』
力を全く緩めず訊ね返す。



『あな…………たはっ………………
快…………かん………はっ…………ある………………の』


ああ、
ころされる瞬間に何を聞いてるの?



呼吸が遮断されてゆく。

佐久真が笑った。
嘲笑するような、
諦めたような、
冷ややかな笑顔。


『あるに決まっている。
だからお前たちを利用し吐き出しているのだ!』


高笑いをした。





_________なつみは意識を失った。






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