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仕置きの館
第4章 願い、そして……
口を開き、
太長い根を咥えるだけで精一杯だ。



ブリブリッ……………


下からは止め処なく流れる便…………



佐久真は、
鷲づかんだなつみの頭をそのままに腰を振り始めた。


『はぁはぁ…………
いいぞ、その苦痛そのものの姿!』
高笑いし、
ブンブン振る。



なつみの喉奥に先っぽが当たり、
さらに嘔吐く。
が、
塞がれた口では息を飲み込しかない。




ブンブンと振っている佐久真の口から、
『ああ……………………くぅっ!!』
と押しころした呻きが漏れた。



ブシャッ!!




なつみの唇から、
白い粘りがダラリと溢れた____________________















佐久間真は、
シーツを扉の外に出した。
骨組みだけのベッドが残る。

残骸のように…………



便座に座り、
前に頽れ嘔吐くなつみを無視するかのように床に散らばった便をシートで拭き取ってゆく。


(………………………なん、なの…………………)

なつみは情けなさと気持ち悪さから、
動けずにただ震えた。



佐久真は外からバケツを持って来ると、
便座に座っているなつみの体に湯を撒いた。


バシャッ!!



『ヒィィ!!ひいっ……………』
いきなり温かい湯がかけられ、
ビクッと顔を上げる。



『______どうだ?
少しは堪(こた)えただろう。
悪臭は強くないはずだ。特殊な物質を混ぜた浣腸剤なのだ。

起き上がりなさい』











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