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仕置きの館
第4章 願い、そして……

『なかなか、忍耐力があるようだな?
これが飛ぶまで耐えられるとは………』
佐久真の手には、
黄土色の塊がある。
_____コルク栓。
『………………それが、蓋をしてたの………………?』
なつみはヨロヨロと立ち上がる。
ショックと恥ずかしさと情けなさ…………
怒り、辛さ…………
様々な思いが混ざって、
ボーッとした。
視界が狭くなってきた。
あ、あれ…………………?
クラクラする。
なつみは、ベッドに倒れ込むと気を失った…………………………………………
『______ん………………』
ぼやける目を開く。
頭が痛い。
(あ……………………………)
目の前に男の背中があった。
肩甲骨が逞しい。
なつみは無意識に手を伸ばす。
(助け…………て……………)
白いゴツゴツした肩。
指先が触れそうに届いた。
『______はっ……………』
頭が醒めた。
瞬時に手を引く。
(_____佐久真なんだ…………!
危ない……………)
どうやら、
並んで同じ向きに寝ている。
佐久真の筋骨隆々とした肉体を見る。
ふと、
首の後ろにおかしなモノが見える。
(あ……………れ?
何これ?)
1センチ角くらいの四角い凹みがある。
そけだけ肌の色が濃い。
よくよく見ないと、
分からない程度だけど……………………
これが飛ぶまで耐えられるとは………』
佐久真の手には、
黄土色の塊がある。
_____コルク栓。
『………………それが、蓋をしてたの………………?』
なつみはヨロヨロと立ち上がる。
ショックと恥ずかしさと情けなさ…………
怒り、辛さ…………
様々な思いが混ざって、
ボーッとした。
視界が狭くなってきた。
あ、あれ…………………?
クラクラする。
なつみは、ベッドに倒れ込むと気を失った…………………………………………
『______ん………………』
ぼやける目を開く。
頭が痛い。
(あ……………………………)
目の前に男の背中があった。
肩甲骨が逞しい。
なつみは無意識に手を伸ばす。
(助け…………て……………)
白いゴツゴツした肩。
指先が触れそうに届いた。
『______はっ……………』
頭が醒めた。
瞬時に手を引く。
(_____佐久真なんだ…………!
危ない……………)
どうやら、
並んで同じ向きに寝ている。
佐久真の筋骨隆々とした肉体を見る。
ふと、
首の後ろにおかしなモノが見える。
(あ……………れ?
何これ?)
1センチ角くらいの四角い凹みがある。
そけだけ肌の色が濃い。
よくよく見ないと、
分からない程度だけど……………………

