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仕置きの館
第4章 願い、そして……
(なんだろう……………?
手術の痕?
みたいな感じ。縫い目みたいのがある………)
首の後ろに、
こんな色違いの布のような四角い凹みがあるのは不自然だ。
気づかれないように、
そー………っと指先を伸ばす。
『_____さて、
起きないならば………』
突然話し始めた佐久真になつみは飛び上がるほどビックリした。
ビクッとし、
揺れた体のままにその色違いの部分を指先で押してしまう。
(_____まずい!
こ、ころされるっ………………)
『お前……………………なぜ、
分かった………………………………』
佐久真は、
ゆらりと起き上がった。
なつみは頭を抱えた。
怖い!
____________
________…………………………??
佐久真が何も喋らず、
動かない……………………………
なつみは抱えていた腕をそっと解き、
佐久真を見上げた。
『……………………へっ?』
佐久真は素っ裸のまま座っている。半身を捩り、
____白目を剥いて。
なつみはガバッと飛び起きた。
ベッドの端に後ずさる。
『なななな、何………………?』
停止したかのように、
動かない佐久真。
『…………………あのー?
さ……………さくま……………さん?』
目の前で手を振ったが、
白目を剥いたままだ。
失神してる?
『え、ど、どうしたんだろう?
えと………………チャンス!?
逃げ出すチャンス、だよねっ』
慌てふためく。
佐久真がゆらっと前のめりに倒れてきた。
『きゃっ!!』
バタンと倒れる。
_____シーン………………
いったい、どうしたの?
チャンスなのに…………
鍵は開かないし!
『えっと……………………
心臓疾患か何かかな?
違うのかな………………』
一人あたふたする。
手術の痕?
みたいな感じ。縫い目みたいのがある………)
首の後ろに、
こんな色違いの布のような四角い凹みがあるのは不自然だ。
気づかれないように、
そー………っと指先を伸ばす。
『_____さて、
起きないならば………』
突然話し始めた佐久真になつみは飛び上がるほどビックリした。
ビクッとし、
揺れた体のままにその色違いの部分を指先で押してしまう。
(_____まずい!
こ、ころされるっ………………)
『お前……………………なぜ、
分かった………………………………』
佐久真は、
ゆらりと起き上がった。
なつみは頭を抱えた。
怖い!
____________
________…………………………??
佐久真が何も喋らず、
動かない……………………………
なつみは抱えていた腕をそっと解き、
佐久真を見上げた。
『……………………へっ?』
佐久真は素っ裸のまま座っている。半身を捩り、
____白目を剥いて。
なつみはガバッと飛び起きた。
ベッドの端に後ずさる。
『なななな、何………………?』
停止したかのように、
動かない佐久真。
『…………………あのー?
さ……………さくま……………さん?』
目の前で手を振ったが、
白目を剥いたままだ。
失神してる?
『え、ど、どうしたんだろう?
えと………………チャンス!?
逃げ出すチャンス、だよねっ』
慌てふためく。
佐久真がゆらっと前のめりに倒れてきた。
『きゃっ!!』
バタンと倒れる。
_____シーン………………
いったい、どうしたの?
チャンスなのに…………
鍵は開かないし!
『えっと……………………
心臓疾患か何かかな?
違うのかな………………』
一人あたふたする。