この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仕置きの館
第4章 願い、そして……
(なんだろう……………?
手術の痕?
みたいな感じ。縫い目みたいのがある………)



首の後ろに、
こんな色違いの布のような四角い凹みがあるのは不自然だ。





気づかれないように、
そー………っと指先を伸ばす。



『_____さて、
起きないならば………』
突然話し始めた佐久真になつみは飛び上がるほどビックリした。
ビクッとし、
揺れた体のままにその色違いの部分を指先で押してしまう。




(_____まずい!
こ、ころされるっ………………)


『お前……………………なぜ、
分かった………………………………』
佐久真は、
ゆらりと起き上がった。




なつみは頭を抱えた。

怖い!






____________
________…………………………??



佐久真が何も喋らず、
動かない……………………………



なつみは抱えていた腕をそっと解き、
佐久真を見上げた。


『……………………へっ?』


佐久真は素っ裸のまま座っている。半身を捩り、
____白目を剥いて。



なつみはガバッと飛び起きた。


ベッドの端に後ずさる。


『なななな、何………………?』

停止したかのように、
動かない佐久真。


『…………………あのー?
さ……………さくま……………さん?』

目の前で手を振ったが、
白目を剥いたままだ。



失神してる?



『え、ど、どうしたんだろう?
えと………………チャンス!?
逃げ出すチャンス、だよねっ』
慌てふためく。



佐久真がゆらっと前のめりに倒れてきた。


『きゃっ!!』

バタンと倒れる。




_____シーン………………



いったい、どうしたの?


チャンスなのに…………
鍵は開かないし!





『えっと……………………
心臓疾患か何かかな?
違うのかな………………』
一人あたふたする。



/217ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ