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仕置きの館
第4章 願い、そして……
柳瀬は、
ハンガーラックの奥からなつみも見たことがある〔卑猥なモノ〕を取り出した。



____バイブ玩具。



肩こりマッサージ機みたいに先端が丸く、
女性の拳くらいある。



柳瀬がスイッチをONにした。


ヴィィィ~~~ン…………



ブルブル高速で震える先端。


なつみは床から見上げ、
ゾクリとした。



下腹が熱い………………

じわっと蜜が漏れてるのが分かる。

縛った縄に、染みこんでる___






『使用は初めてでしょう?』
柳瀬は片膝をついて、
バイブを近づける。

なつみは頷いた。
『うー』



『でしょうね?
佐久真教官は暴力的ですしね。
するならご自分の拳でしょうね』

クスクス笑う。




どこか、
佐久真を嘲っている気がした。


(あれ…………………??
佐久真のが上…………だよね?)




不思議に思っていると、
縛った縄から突き出た房の突起にバイブが触れる。

____すごい振動!!
それから…………

『んーーーーー!
んんんんーーー』


気持ちいいっ………………!


冷たいバイブが激しく震えながら触れたら、
こんななんだ____!!


なつみは床を転がり、
仰向けになった。



『やはり敏感ですね…………

こちらも反応しているはず』

柳瀬は膝立ちで、
左手にバイブを持ち右手はなつみの蜜壺をこじ開ける。


クチャッ……………


『!!!んんー』


自分じゃ程度は分からない。

けど、沼みたいになってたんだ………………!



柳瀬の指先で分かってしまう、
蜜の量。


『ぐちゃぐちゃですよ?

乳房に当てただけでこれでは…………、
直接当てたら一体どうなるのか』

はっ、と芝居じみた呆れ声。







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