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仕置きの館
第5章 一縷の望み
_______『ん……………
痛たたたたっ!』

なつみは目を覚ました。

体じゅうが痛い。



それもそのはず。


狭い空間に折り曲げるようにしてくねり、
金具に拘束されたままだった。



『ああ、起きましたね。
思ったより速かった…………
気を失っていたのは15分程だ』


『…………じゅうご…………
蛇は?!!』
ぼんやり開いた目で、
蛇を探す。



柳瀬はなつみの両脚の隙間に座っていた。



『蛇はここにいる』
肩を指さす柳瀬。



なつみは首を起こして見上げた。


柳瀬の肩に、
ちょこんと乗っている蛇。



(ひぃぃぃ……………!!
やっぱり気持ち悪いっ!!!)


改めて見ると__小さな蛇といっても__
模様やうねり具合が気味が悪い。



青ざめたなつみを見て、
柳瀬がフッと笑った。



『先ほどあんなに受け入れてたじゃないですか?
腋の下、
この舌先がくすぐって悶えてたくせに…………』
言いながら蛇の体を優しく撫でる。







蛇は応えるように頭部をクイッと向け、
柳瀬の指先を舐めた。




『こないだの犬もそうだけど……………

ここの動物たちは薬を使って〔とこなをし〕専用に育てたって言ってたよね……………

人間の言葉が分かるの?』



ぼんやりした頭で、
なつみは思うがまま訊いた。






柳瀬が目を見開く。

『____やはり変わった罪人だな。
そんな質問を投げかけるとは…………
余裕ですね?

人間の言葉を全て理解してないが、
大体の感覚は理解していますよ。

彼は貴女に欲情している。それだけですけどね』



柳瀬ははーっと息を吐きつつ答えた。




『失神15分間。

さて、続きをしますか』
言うとなつみにのしかかってきた。



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