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仕置きの館
第5章 一縷の望み
_____バタバタと数人の看守たちが駆けつけ、
柳瀬を担いで去っていく。
『君はここで待機だっ』
一人がなつみに怒鳴りつけると扉が閉まった。
なつみは息を吐いた。
やった……………!!
やっぱりあの縫い目がスイッチなんだ!
カラダが震えた。
喜びに震えてしまう。
確認できた。
佐久真と柳瀬、2人がそうならば他の看守だって絶対そうだ。
さっき柳瀬が押して直ぐに失神しなかったのは、
肘で周囲ごと押したからだろうな。
佐久真の時は指先でピンポイントで押した。
強さが違ったから、
時間に差が出たんだ………………………………!
さっき絶望感から泣いてたのに、
今度は歓喜の涙が出てきた。
突っ伏して泣いた。
_____一頻り泣くとスッキリした。
閉じ込められたまま、
なつみはボンヤリした。
柳瀬を担いで去っていく。
『君はここで待機だっ』
一人がなつみに怒鳴りつけると扉が閉まった。
なつみは息を吐いた。
やった……………!!
やっぱりあの縫い目がスイッチなんだ!
カラダが震えた。
喜びに震えてしまう。
確認できた。
佐久真と柳瀬、2人がそうならば他の看守だって絶対そうだ。
さっき柳瀬が押して直ぐに失神しなかったのは、
肘で周囲ごと押したからだろうな。
佐久真の時は指先でピンポイントで押した。
強さが違ったから、
時間に差が出たんだ………………………………!
さっき絶望感から泣いてたのに、
今度は歓喜の涙が出てきた。
突っ伏して泣いた。
_____一頻り泣くとスッキリした。
閉じ込められたまま、
なつみはボンヤリした。