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仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
『はー、はー、はあっ…………。

悪い?!気付いたのよ、この間!!

あなたたちのやり方は間違ってる!!

わたしたちは男の言いなりになる玩具じゃない!』


絶え絶えの息。


しかし、
なつみはずっと肚(はら)に込めていた思いを叫んだ。


東条は銃口をなつみに向けた。
『逆らう気か??
____仕方ない、しんでもらう』


指が動く。



なつみは瞬間的に、
両腕で顔を隠した。恐怖が全身を駆け抜ける。






















『………………………??』
あれ?
銃声が聞こえない。




なつみはそーっと腕を解いた。

目を開く。



『………………っあ…………』
目の前で、
東条に犬が3匹共噛み付き、
喉を噛んでいた。
東条は仰向けに倒れており、
目がカッと開いて舌がダランと垂れていた。
命がないのは一目瞭然だった。




拳銃がコロンと床を滑る。



なつみは拳銃を拾った。




犬たちは貪るようにして東条の血肉を喰らった。



なつみはおぞましい光景に震えながも、
咲子に『咲子さん、逃げよう…………!』と声を掛ける。


咲子の口周りにも血が付いていた。



根を思い切り噛み千切った、返り血。




咲子は『早くしなきゃ……………、
もし、警察にでも連絡が行ったらまた捕まるわ!』
と叫ぶとなつみの手を引き走り出した。




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