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仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
『やめなさいよ…………………!!』
なつみは佐久真の目をジッと見ながら拳を震わせた。
恐怖と怒りでワナワナ震える体。
『ほう?
私に命令するとは!
わはははは、未熟にもほどがあるぞ』
佐久真が高笑いする。
『………………あなた……………、
殺人なんてしていいと思ってるの?!!
今すぐ救急車を呼んでよっ!!』
撃たれ、
倒れた女性たちは「うう…………」「…あ………あ…………」
と呻いている。
脇腹や脚を抑えてのたうち回っていた。
『卑怯者!!
わざと心臓を外したんでしょうっ??!』
佐久真の瞳は爬虫類のようだ。
ガラス玉のように、
感情が見えない。
なつみは錯乱しつつも佐久真に反抗した。
『自分たちは良い思いをして、
良い生活をして………………………………、
わたしたちは家畜同然……………
人間のすることじゃないっ!!』
佐久真の片眉が上がる。
『〔人間のすることじゃない〕?
当たり前だ。
私たち看守は人間だが半分人間ではない。
そう〔調教〕されてきたのだよ』
『………………………………』
唇を噛むなつみ。
『自分の利欲に目が眩んで何がおかしい?
私たちは選ばれた男なのだ。
女など板切れに過ぎない。
片手で割れるのだ』
______冷たい声。
なつみは佐久真の目をジッと見ながら拳を震わせた。
恐怖と怒りでワナワナ震える体。
『ほう?
私に命令するとは!
わはははは、未熟にもほどがあるぞ』
佐久真が高笑いする。
『………………あなた……………、
殺人なんてしていいと思ってるの?!!
今すぐ救急車を呼んでよっ!!』
撃たれ、
倒れた女性たちは「うう…………」「…あ………あ…………」
と呻いている。
脇腹や脚を抑えてのたうち回っていた。
『卑怯者!!
わざと心臓を外したんでしょうっ??!』
佐久真の瞳は爬虫類のようだ。
ガラス玉のように、
感情が見えない。
なつみは錯乱しつつも佐久真に反抗した。
『自分たちは良い思いをして、
良い生活をして………………………………、
わたしたちは家畜同然……………
人間のすることじゃないっ!!』
佐久真の片眉が上がる。
『〔人間のすることじゃない〕?
当たり前だ。
私たち看守は人間だが半分人間ではない。
そう〔調教〕されてきたのだよ』
『………………………………』
唇を噛むなつみ。
『自分の利欲に目が眩んで何がおかしい?
私たちは選ばれた男なのだ。
女など板切れに過ぎない。
片手で割れるのだ』
______冷たい声。