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仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
なつみは瞬きもせず、
見ていた。
体が縛られたように固まって、
動かない……………………
(ああ、わたし……………しぬんだな………)
そう思った。
____その瞬間。
『ギャウギャウギャウ!!!』
『グヮングヮン!!』
犬3匹が、
口の周りを血塗れにして突進してきた。
1匹は片足を引きずりながら。
柳瀬がハッとする。
『な、
なんだこいつら!!?』
1匹が飛び込上がり、
柳瀬の右腕に噛み付いた。
『ヒィィィッ、
離れろ!!クソッ!!!』
左手で犬を叩くが喰らいついて離れない。
残りの2匹が柳瀬の脚・
股間に噛みつく。
『ギャアアアアーーーーー』柳瀬の叫び。
手から拳銃が落ちる。
なつみはそれを素早く拾った。
犬たちは、
貪るように柳瀬を喰い千切った。
『……………なにごと、なの………………』
ガクガク震えるなつみ。
犬は、
柳瀬の喉仏を噛み千切る。
ブシャアッと血飛沫が飛び散った。
犬たちはそれを見ると、
大人しく座った。
『……………あ…………………、
あなたたち……………』
犬は落ち着いてゴロンと座っていた。
看守に噛み付いたのが嘘のように、
静かに座っている。
『んっ………』咲子が呻いて目を覚ます。
『ひいっ!!
な、な、何っ……………??!!』惨状に引き攣った。
『咲子さん、犬が……………、
犬が柳瀬を…………………………』
わなわな震える肩を堪え、
なつみは声を振り絞り出す。
見ていた。
体が縛られたように固まって、
動かない……………………
(ああ、わたし……………しぬんだな………)
そう思った。
____その瞬間。
『ギャウギャウギャウ!!!』
『グヮングヮン!!』
犬3匹が、
口の周りを血塗れにして突進してきた。
1匹は片足を引きずりながら。
柳瀬がハッとする。
『な、
なんだこいつら!!?』
1匹が飛び込上がり、
柳瀬の右腕に噛み付いた。
『ヒィィィッ、
離れろ!!クソッ!!!』
左手で犬を叩くが喰らいついて離れない。
残りの2匹が柳瀬の脚・
股間に噛みつく。
『ギャアアアアーーーーー』柳瀬の叫び。
手から拳銃が落ちる。
なつみはそれを素早く拾った。
犬たちは、
貪るように柳瀬を喰い千切った。
『……………なにごと、なの………………』
ガクガク震えるなつみ。
犬は、
柳瀬の喉仏を噛み千切る。
ブシャアッと血飛沫が飛び散った。
犬たちはそれを見ると、
大人しく座った。
『……………あ…………………、
あなたたち……………』
犬は落ち着いてゴロンと座っていた。
看守に噛み付いたのが嘘のように、
静かに座っている。
『んっ………』咲子が呻いて目を覚ます。
『ひいっ!!
な、な、何っ……………??!!』惨状に引き攣った。
『咲子さん、犬が……………、
犬が柳瀬を…………………………』
わなわな震える肩を堪え、
なつみは声を振り絞り出す。