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仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
_____結果、
〔家庭怠慢罪〕自体が廃止となった。

更に1週間後のことだ。



なつみはしばらく茫然自失だった。


が、
悠大がなつみの身の回りの世話をしながら仕事に駆け回り、
帰宅すると『大丈夫だよ、なっちゃん』と優しく諭し抱き締めてくれるうちに感覚が戻ってきた。




シチューを作った。
肉団子入り、
野菜もたっぷり。




夜になると『ただいまーーー、なつみ~、
帰ったよ!あれっ、大丈夫なのか?』
悠大が帰宅した。

普段着にエプロンを着けて台所で料理をしているなつみを見、悠大は顔を綻ばせる。



『うん。
だいぶ元気になったよ!』



『そうか!
良かったー。
貰おうかな、特製シチューを♪♪』



『はいは~い、ユウくんおつかれさま~♪♪♪』

2人でリビングにて夕食を摂る。


温かいシチューと、
大好きな旦那様の笑顔。



なつみは、
悪夢から覚めたことを強く自覚した。




(しあわせ………………!!)

今この瞬間をかみしめた。













『_____なつみ…………
いい?』
お風呂から出た夜9時半。

パジャマ姿のユウくんが、
寝室に入ったなつみを背後から抱き締める。



『怖くない?

大丈夫かな………………?』


悠大は優しい。

〔あんな酷い陵辱〕に陥れられた妻を慮り、
気持ちを訊ねながら服を脱がす。

___戻ってから2週間、
悠大は気遣ってなつみにエッチな行為をしなかった。



『大丈夫だよ!
…………ユウくんだもん、おかしな男とは違うよ』



唇を重ねた。



ジンと甘く痺れる。


あったかい………………

なつみは目を閉じてユウくんの舌遣いを味わう。



灯りを落とした悠大は、
なつみを全裸にしてベッドに寝かせた。

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