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仕置きの館
第2章 刑罰開始
『まず、
検査をしながら体を慣らしていく』
抑揚のない、
冷たい声。
佐久真の指先がなつみの柳腰を掴む。
『……………あぁ………………』
なつみはもう、言葉らしい声が出ない。
腰を持たれて軽々とベッドに乗せられた。
佐久真は無表情でベッドに上がる。
仰向けで胸元に手錠付きの手首を当てたまま、
白い天井を眺めた。
____佐久真は、
なつみのショーツを脱がせる。
鍛え上げたマシンのような鋼の肉体の前で、
一人の女子は無力だった。
あっけなくスルリと剥ぎ取られたショーツ。
佐久真は、ショーツを目視検査するように四方八方からジロジロ見る。
股部分を広げて鼻を近づける。
『黒は男の欲情を煽る。
レス解消を目的に努力はしたようだな。
しかし匂いが悪い。
きちんとケアをしなければ男はそれだけで萎えてしまう』
……………ちがう…………
下着は紫か黒。
夏場だから万が一他人から見えても誤魔化せるように。
努力なんてしなくても、
ユウくんはわたしを沢山たくさん愛して抱いてる………………
言いたい言葉は、
無力なまま心の中でしんでいく。
佐久真はキャミソールを剥ぎ、
黒いブラジャーも取り払った。
同じく匂いを嗅ぐ。
『…………汗臭い。
汗の匂いは胸糞が悪くなる。
君は旦那を冒涜しているな』
検査をしながら体を慣らしていく』
抑揚のない、
冷たい声。
佐久真の指先がなつみの柳腰を掴む。
『……………あぁ………………』
なつみはもう、言葉らしい声が出ない。
腰を持たれて軽々とベッドに乗せられた。
佐久真は無表情でベッドに上がる。
仰向けで胸元に手錠付きの手首を当てたまま、
白い天井を眺めた。
____佐久真は、
なつみのショーツを脱がせる。
鍛え上げたマシンのような鋼の肉体の前で、
一人の女子は無力だった。
あっけなくスルリと剥ぎ取られたショーツ。
佐久真は、ショーツを目視検査するように四方八方からジロジロ見る。
股部分を広げて鼻を近づける。
『黒は男の欲情を煽る。
レス解消を目的に努力はしたようだな。
しかし匂いが悪い。
きちんとケアをしなければ男はそれだけで萎えてしまう』
……………ちがう…………
下着は紫か黒。
夏場だから万が一他人から見えても誤魔化せるように。
努力なんてしなくても、
ユウくんはわたしを沢山たくさん愛して抱いてる………………
言いたい言葉は、
無力なまま心の中でしんでいく。
佐久真はキャミソールを剥ぎ、
黒いブラジャーも取り払った。
同じく匂いを嗅ぐ。
『…………汗臭い。
汗の匂いは胸糞が悪くなる。
君は旦那を冒涜しているな』