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仕置きの館
第2章 刑罰開始
ちらちらとユウくんとの愛の営みの映像が浮かんで、
なつみはまた涙を溢した。



____佐久真の指先が、
なつみの足首を伝い太ももに上がってきた。


嫌悪感で体を捩りたいのにチカラが出ない。


『ここが濡れているだけまだ更生の余地があるな?』


秘部に佐久真の指先が這入(はい)る。

なつみの蜜壺は、
潤んでいた。



なんで?

なんでなの?



佐久真が蜜壺をかき回す。

クチャッと音がした。
佐久真は体をベッドに伏せるようにして、なつみの秘部に鼻先を近づける。

『ふむ。
匂いが澄んできたな?
先ほどのトイレの時よりは。
沢山出ていると澄んでくるものだ』






佐久真は滑る滴りを指先で掬うと、
頭を上げた。

『自分の味を知りなさい』

天井を見たまま茫然自失のなつみの眼前に指先を差し出す。

『舐めろ』



____え。


ユウくんとすら、そんなことはしない。
悠大は至ってノーマルで、なつみが少しでも嫌がるような行為はしない。


白混じりの半透明の滑り。

自分の滴りが、
全く知らない他人の男の指先にある。


なつみは舌を出した。


考えることを、放棄してしまう。



ペロリと舐めると少ししょっぱい。

『自分の味くらい把握しておけ。
自覚があればケアを怠らないはずだ』

佐久真は再び頭を下げ、
なつみの脚の付け根でごそごそと動く。




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