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仕置きの館
第2章 刑罰開始
まるで、医師が触診しているように。



___ぴちゃぴちゃっ…………

『ひああああ!!』

なつみは大声を出した。

手錠をした両手首を胸元に、
頭を起こす。

『いやあっ、やめてぇ……………』

見ると、
自分の両脚の間で佐久真が秘部を舐めていた。


やっと出た声。


『やめてぇ!!いやあああ、
やめてぇーーーっ』
両脚を浮かそうとしたが、
佐久真の手がかっちり抑えつけて微動だに出来なかった。


上体を捩り、
必死に抗う。


ぴちゃぴちゃと舐められている、
自分の秘部……………


快感なのか不快なのかももう分からない。

ただ逃げたくて上体を右へ左へ捩った。



まな板の鯉…………。


跳ねて抵抗するも、
包丁を握った人間には敵うはずもない。





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