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仕置きの館
第2章 刑罰開始
『…………ふ……………
う……………っく、ひっく…………』

なつみはまた泣いた。

悲しいだとか辛いだとか、
感情がない。


ただ、脚の付け根の余韻が涙を流させた。
ユウくん以外の男の根が這入るなんて……………………………





『泣けば男が優しくなると思っているのか?
大きな間違いだ。
泣けば泣くほど、反省の色が見えない』

佐久真はそう言うとなつみの頭をガシッと掴んだ。

男の広い手は、
頭をも軽く掴む。



『技を検査する。
咥えろ』
なつみの頭を無理やり押さえ、
下半身にあてがう佐久真。


怒張したかのように屹立した根は、
血の筋が走りテカっている。
根の元には剛毛が猛々しく茂っており、
丸い袋がぶら下がる。







これを咥えたら楽になる。

なつみはそう思った。


従えば、楽になるんだ。







手錠が嵌まった手でそっと根を持つ。
腰を曲げ、
喉の奥まで深く咥えた。


『ん………………ふ…………』
息継ぎをしながら根を吸う。


あまり、こういう行為もしたことがなかった。
ユウくんにしてあげたくてすると、
申し訳なさそうに「ムリしないでね」と言ってくれた。




酸いような、不思議な味がした。
喉の奥に当たり『………ヴっ…………』と吐き気がする。
佐久真は頭を押しつけて離さない。



『舌を使うんだ!
ただ咥えて吸うだけで男が満足するとでも思っているのか?』

佐久真は容赦ない。

なつみは、
舌………舌を使わなくっちゃ…………
と吐き気を堪え舌を口内でじたばたさせる。



『もっと滑らかに!
それは動かしているだけだ』
佐久真は頭に当てた手のチカラを緩めず、
怒鳴る。



滑らかに……………
ゆっくり、しなきゃ……………







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