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第3章 共同訓練

佐久真は、
先ほどとは打って変わって優しい手つきでなつみの秘部に手を当てた。


くちゅっ………


指先が、
蜜壺の口をつまむ。
つまんで、丸く描くようになぞる。





『あああっ！！』
なつみは声を上げてしまった。


はぁはぁと喘ぐ。



同時に蜜が溢れ出る。




わたし、どうしちゃったの…………。


混乱しつつも蜜を垂れ流すなつみ。

佐久真は、なつみの耳の裏を舐めた。

『ひゃああああっ！』
くすぐったくてカラダを前に屈める。


佐久真は屈んだなつみの肉体に被さる。
なおも執拗に耳の裏を舐めた。

それも、べっとり舌を着けずに触れるか触れないかの距離でだ。



『あああっ！ああ…………あ～っ………』
なつみは声を漏らしてしまう。


感じたくないのに、
カラダが勝手に反応した。


『＿＿＿快感に蓋をするな。
慎ましいつもりか？
控えめならば男が悦ぶと思っているのか？
ここは訓練所だ。
蓋を払い、自身を解放しなさい！！』



佐久真のきつい口調は、なつみに刺さった。



隔離された空間に、
佐久真と2人きり。
＿＿＿今のなつみには佐久真が「絶対」だった。