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第3章 共同訓練

『あ………あああーっ！！』
なつみは解放してしまった。




腰がぴくぴく震え、
秘部はイキモノのようにひくひく蠢く。


太ももまで流れてきた蜜。



佐久真は蜜を掬っては芽に塗る。
中指以外の指が秘部の傍らの肉をつつく。


なつみは肘を着けて突っ伏す。

チカラが入らない。




それは、先ほどのように無力感からの脱力じゃなかった。


そして、なつみにとってそんな感覚は初めてだった。



はぁ、はぁ、はぁっ…………


カラダ全体が熱い。


佐久真が芽をキュッとつねった。


『ああん！！』
びくんびくんと震える肩。
『ああっ、あっ、ああっ』
秘部の辺りがジンジンした。




なに、これ…………？




『＿＿＿まさかと思うが、
達したことも無かったのか？』

佐久真の冷たい声が耳元に届く。
図星、だった。



だけどなつみは佐久真に答えない。

そんな事を佐久真のような男に言いたくない。



『ならば尚更、
家庭怠慢罪は重い！
知らぬ存ぜぬで夫婦生活は成り立たない』


佐久真の言うことはもっともだ。


わたし、これを知らないままユウくんに抱かれてたの？

自覚がなかった。

チカラが入らず、秘部が痺れてジンジンするなんて………