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仕置きの館
第3章 共同訓練
『よし。
____では、
この部屋から解放してやろう』
おええ、おえっと便器にしがみつき吐くなつみ。
涙と鼻水と唾液が流れ落ちる。
佐久真の言葉は耳に入らなかった。
気にも留めず、
佐久真は続ける。
『君は意外にも感度がよい。
更正は早いと見越した。
予定を変更し、
本日午後より共同訓練に入る!
幸運を喜びたまえ』
便独特の悪臭に塗れて嘔吐きが止まらない。
佐久真は冷ややかに見下ろしていた。
___すると、
なつみをヒョイと抱え上げた。
左肩に背負われる。
まるで荷物のように。
佐久真は左手首をボタンにかざした。
カチッ。
カチッ。
2回音がして、
引き戸を開く。
自分の排便にまみれたまま。
担がれて。
隔離室を出た………………………
____では、
この部屋から解放してやろう』
おええ、おえっと便器にしがみつき吐くなつみ。
涙と鼻水と唾液が流れ落ちる。
佐久真の言葉は耳に入らなかった。
気にも留めず、
佐久真は続ける。
『君は意外にも感度がよい。
更正は早いと見越した。
予定を変更し、
本日午後より共同訓練に入る!
幸運を喜びたまえ』
便独特の悪臭に塗れて嘔吐きが止まらない。
佐久真は冷ややかに見下ろしていた。
___すると、
なつみをヒョイと抱え上げた。
左肩に背負われる。
まるで荷物のように。
佐久真は左手首をボタンにかざした。
カチッ。
カチッ。
2回音がして、
引き戸を開く。
自分の排便にまみれたまま。
担がれて。
隔離室を出た………………………