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仕置きの館
第3章 共同訓練
咲子さん___……………


咲子を見ると、
姉御肌の咲子も涙目である…………


左手で乳房を隠し、
右手は茂みを伏せるように抑えて内股だ。




『早くしなさいっ!』

『グッ…………』
なつみは佐久真に背中を足蹴され、
前のめりになる。

咲子に体がぶつかった。

勢いよく2人は床に転がる。


咲子が下になり、
なつみは被さる体勢になってしまう。




咲子の涙目がなつみを見据えた。


咲子は小さく頷く。


従うしか道はない____


そう語りかけていた。


なつみは歯を食いしばると、
腹を括った。

しなきゃ、して更生しなきゃ………
じゃないと永遠にここから出られない。




咲子の両腕を掴む。
床に押し付けた。
咲子は目をギュッと瞑って苦行に耐えるように眉間にシワを寄せた。


見たくない。

自分の、こんな姿なんか………………




周りの女性たちはなつみと咲子を見ている。

3996つの瞳がわたしに集中してる…………



なつみは咲子の脚の間に膝を入れた。


こう…………?

男性側の動きなんて分かるわけがない。

必死に考えながら、
咲子の脚を開いてみる。


咲子は目をギュッと閉じたままだ。



脚を開いて膝立ちで見下ろすと、
咲子は儚げに見えた。

これから挿入される女の姿。


なつみは不覚にも咲子をかわいいと思った。



自分は犯す男なのだ。


なつみはそう気づくと、胸の裡に別の人間が宿ったような錯覚に襲われる。


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