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仕置きの館
第1章 嵌められた手錠
すると男は読んだように言った。

『君たちを1から調教する【館】だ。
夜の営みがないのは必ず女に原因がある。
君たちはそこでセックスレスの原因となった自分の体を訓練するんだ。

それが懲役だ』




『何ですって!』ウェーブヘアの女性が声を荒げる。
『レスの原因なんて、
あたしじゃないわよ!!
ダンナが浮気したからじゃないのっ』半狂乱になり叫ぶ。



『___浮気されるような妻だからだ。
そもそも〈床上手〉なら男は離れりゃしない。
浮気をしても戻るだろう。
自分の非力さを呪うんだな、そんな丁寧に化粧をするまえに』
男は明らかに見下している。


目は軽蔑のまなざし。
『自分を着飾ることや自分が満足することばかり考えているなら、当然旦那は逃げていく』



『ちょっと待って…………』
ショートカットの女性も口を開いた。
『聞き捨てならないわ!
セックスレスの原因が女側にあるなんて、
時代錯誤もいいとこ!
うちのダンナは元もと淡白で結婚15年にもなれば家族なんだからしたくならないのが自然よ……』





男はギロリと睨む。

『家族というなら、
何故子供を持たない?』





『…………っ、それは…………』
ショートカットの女性が口ごもる。

『子供を持たない選択肢だってあるわ』





男は大袈裟に肩をすくめた。
『そういった選択肢があるゆえに、
少子化に繋がってるんだ!
文句があるならばせめて旦那との営みをしてから言え』
ケッと唾を吐く。
『女は男に仕え従い、
夜は悦ばせるためだけの存在なのだ』




『何ですって…………』
ウェーブヘアの女性は飛びかからんばかりの勢い。

しかし、
男の手にある拳銃が禍々しく牽制してくる。



『あの………………お手洗いっ………』
黒髪ロングの女性が絞るような声を出した。
『ああっ!!』と叫ぶ。


ジョジョジョ………………


水音がした。








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