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仕置きの館
第4章 願い、そして……
なつみ・優には三井だ。
一度拷問を受けた男。
『今日は開放的な場所での訓練だ!
のびのびと、
自然に還ったようなsexを訓練に取り入れるっ』
『__じゃあ、
始めますかねー』
三井が若干砕けた喋りでなつみの眼前にずいっと立ちはだかる。
二重の目は大きい。
かわいい顔立ちだ。
が、
なつみはさっきの春香さん死亡事件から、
心に沸々と湧き上がる感情があった。
しばらくの間、死人のように機械のようにただ従うだけだったなつみ。
(どうかして、ここを出なきゃ…………………!)
伊藤結衣が伝えてくれた、
〔意思の疎通〕。
春香の死を見て、なつみは忘れていた人間らしい感情が再び湧いた。
だから______
いくら三井が優しげでも、
〔中身は悪魔〕だと分かる。
『全裸になれ。
早く!』
三井が命令した。
なつみと優は作業着を脱いで、
床に投げた。
ブラ・ショーツも外す。
____三井だけじゃない。
ここに居る男たちは全員悪魔だ。
それに。「少子化対策」という名目でセックスレスの女を監獄に入れる法律なんかおかしい。
皆、
何か理由がある。
そもそもなつみはセックスレスではない。
いわば冤罪。
『四つん這いになれ』
三井がなつみと優に顎で指図した。
なつみはコンクリートの床に掌と膝を着く。
優と並んで。
一度拷問を受けた男。
『今日は開放的な場所での訓練だ!
のびのびと、
自然に還ったようなsexを訓練に取り入れるっ』
『__じゃあ、
始めますかねー』
三井が若干砕けた喋りでなつみの眼前にずいっと立ちはだかる。
二重の目は大きい。
かわいい顔立ちだ。
が、
なつみはさっきの春香さん死亡事件から、
心に沸々と湧き上がる感情があった。
しばらくの間、死人のように機械のようにただ従うだけだったなつみ。
(どうかして、ここを出なきゃ…………………!)
伊藤結衣が伝えてくれた、
〔意思の疎通〕。
春香の死を見て、なつみは忘れていた人間らしい感情が再び湧いた。
だから______
いくら三井が優しげでも、
〔中身は悪魔〕だと分かる。
『全裸になれ。
早く!』
三井が命令した。
なつみと優は作業着を脱いで、
床に投げた。
ブラ・ショーツも外す。
____三井だけじゃない。
ここに居る男たちは全員悪魔だ。
それに。「少子化対策」という名目でセックスレスの女を監獄に入れる法律なんかおかしい。
皆、
何か理由がある。
そもそもなつみはセックスレスではない。
いわば冤罪。
『四つん這いになれ』
三井がなつみと優に顎で指図した。
なつみはコンクリートの床に掌と膝を着く。
優と並んで。