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仕置きの館
第4章 願い、そして……
優は、
いたぶられているなつみの横でへたり込んでいる。



茫然自失といった虚ろな表情。




なつみは下半身を抉られながら、
優をチラ見した。


(優さんも……………発狂しちゃうかもしれない)


小ぶりの房がユルユル揺れる、
自分の裸体。


なつみは目を瞑ったり、
ヘソや胸を見たりして三井を見ないよう務めた。



(_____穏やかな笑みに騙されちゃダメ。
わたしは、やっぱりここを出たい!)





ならば、
〔真面目に更生に励むフリ〕をしよう。


チャンスがあるかどうかすら分からないけど、
探してみよう!





(…………死にたくない。
こんな場所で死んでたまるもんかっ…………)
『あああん!
あん、はぁんっ、あん!』

なつみは声に出せない決心を、
喘ぎ声に込めた。





青空は雲が浮かび、
のどかそのもの。




空がなつみに〔自由〕を思い出させてくれた……………………………………………………………………………………
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