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秘密の治療室
第5章 第5病棟での非日常
コンコン
「回診です、入っても良いですか?」

「はい!」
「失礼します、渡辺です」

ドキッ・・・
一人でああいうことしちゃったあとだから、渡辺先生と会うのはちょっと恥ずかしい。

「ご気分はどうですか?お食事気に入って頂けたかな」
「もちろんです!豪華でビックリしましたけど・・・」

「それは良かった。豪華すぎるといつも言われますけどね、これもれっきとした治療の一環なんですよ」
「私がいつも食べている夕飯の5倍は豪華でした(笑)」

渡辺先生が、ふとじっと私の目を見る。
「せ、先生?」
「・・・」

沈黙が流れる。そして、私の腰の辺りに手をやって、1回だけ撫でた。
「いきなりごめんね、自然に座ってるときの腰の状態を見たんだ。他の医師では分からないと思うけど、やっぱり飛び出ているところがあるね」

「そうですか、あははっ」

何で笑ったんだ私・・・!渡辺先生が近づいてきたことと腰を撫でられたことに動揺して、変な感じに・・・。

「でも大丈夫、私が絶対に治してあげますからね」
「お、お願いします!」

「じゃあまた明日、おやすみなさい」
渡辺先生は手を振って病室から出ていった。

ちょっと変わった先生に変わった食事、そして回診の時の目つきと手つき・・・。
この時私は、すでに渡辺先生の治療が始まっていることなんて知る由もない。
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