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秘密の治療室
第6章 第6診察室での準備
「あ…はい、おはようございます…」
「おはよう、昨日はぐっすり眠れたかな?」
「はい、もう至って普通に…」
「良かった、今日は体力がいるからね。休めたなら安心だ」
「体力…?運動でもするんですか?リハビリ?」
「あはは、泉さんは面白いね。まだ手術をしてないのにリハビリはしないよ」
「す、すいません…」
「あ!いやいや、そんな気にしないで。初めてだから分からないよね、ごめんね」
綺麗な顔の目元にくしゃっと線が入る。
あぁもう、何か調子狂うなぁこの人と話すと…
「そうそう、今日は11時に第6診察室に来てくれる?場所はここなんだけど、分からなかったら看護師に聞いてね」
「分かりました」
「ねぇ、泉さんはどんなキスが好き?突然親しくもない人にキスされたりするのってどう?」
「…はっ???ん……」
ん…?ぷにゅっ??
!!!
ちゅ…くちゅ…っ
「んんっ…んーーっ!!」
「ん…あぁ、ごめん、苦しかったね?」
「……」ボッ
目の前に先生の顔、ドアップ。
先生との間には一本透明な糸が繋がっていた。
「おはよう、昨日はぐっすり眠れたかな?」
「はい、もう至って普通に…」
「良かった、今日は体力がいるからね。休めたなら安心だ」
「体力…?運動でもするんですか?リハビリ?」
「あはは、泉さんは面白いね。まだ手術をしてないのにリハビリはしないよ」
「す、すいません…」
「あ!いやいや、そんな気にしないで。初めてだから分からないよね、ごめんね」
綺麗な顔の目元にくしゃっと線が入る。
あぁもう、何か調子狂うなぁこの人と話すと…
「そうそう、今日は11時に第6診察室に来てくれる?場所はここなんだけど、分からなかったら看護師に聞いてね」
「分かりました」
「ねぇ、泉さんはどんなキスが好き?突然親しくもない人にキスされたりするのってどう?」
「…はっ???ん……」
ん…?ぷにゅっ??
!!!
ちゅ…くちゅ…っ
「んんっ…んーーっ!!」
「ん…あぁ、ごめん、苦しかったね?」
「……」ボッ
目の前に先生の顔、ドアップ。
先生との間には一本透明な糸が繋がっていた。