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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第17章 保健の授業~実技~ 【碧里編】
 そんな時、柳瀬が唐突に身体を前方に倒してきて、再び「碧里ちゃん」と呼びかける。

 碧里にのしかかるような体勢になった柳瀬は、碧里が答えるより先に、碧里のぷっくりした肉感的な唇へ、自らの唇を重ねていった。

 既に快感から何も考えられない状態になっていた碧里は、無意識のうちに目を閉じて、自らも下から唇を絡ませてゆく。

 音を立てて絡み合う唇同士の合間から、二人の声と吐息が漏れていた。



 やがて柳瀬は、唇の隙間から舌を滑り込ませていく。

 二人の舌同士までもが絡み合うまで、さほど時間はかからなかった。

 無我夢中で、柳瀬の唇と舌を味わう碧里。

 男子たちは「この二人はエロいキスをするんだなぁ!」「しかも、なかなか上手いんじゃねぇか」などと、喜んで言い合う。

 いつしか、碧里の両腕は柳瀬の背中にしっかりと回されている。

 それどころか、両脚までもが、柳瀬の腰に「私のもの」と言わんばかりに巻きついていた。

 この様子に、男子たちがさらに熱狂する。

 口々に、「おお、こりゃいわゆる、だいしゅきホールドってやつか!」「初体験からこんなことする春日井、エロすぎ!」「やなっちが最高に羨ましい!」「春日井はセックスの素質があるのかも!」などの声が乱れ飛んだ。

 これらの大きな声に我に返った碧里は、顔をこの上なく真っ赤に染めたまま、パッと両手両脚をほどく。




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